田黄石玉璽オークション成約価格1.09億中国元
2025-10-13

2017年秋季、北京匡时国際オークションで「田帝玄黄——田黄石特集」が北京国際ホテル会議センターで開催されました。このオークションは、今年の秋の特別セクションとして設定され、129点の名品が出品されました。その中でも注目の寿山田黄石「九龙戏珠」は、開始価格4,500万元で上場され、激しい競り合いの末、最終的に9,500万元で落札され、手数料を含めて10,925,000元で落槌されました。これは世界で最も高額な田黄石のオークション記録を更新しました。

この田黄石の「九龙玺」は、現代で知られる最大の田黄印であり、ただその体積が非常に大きいだけでなく、石の質感が温かく滑らかで、細かい「萝卜丝紋」(細かい筋模様)が鮮明に見え、その色合いの深さから、まるで皇室の気品を感じさせます。

この田黄印は、著名な工芸美術師である郭祥忍の手によるもので、郭祥忍は石の質感と色を最大限に活かして創作しました。印台の上に九つの異なる姿勢をした龍が彫刻され、これらの構造が豊かに調和し、全てが印の上部にある白い丸珠に焦点を当てています。構想と技法は非常に精巧で、正方形の印章はその巨大な体積、優れた質感、美しい彫刻とともに、どれも非常に稀であり、これらの特徴が完璧に一つの石に融合していることが分かります。

2017-2018年の田黄石の価格

田黄石は「帝王石」として知られ、一般的に50g以上の田黄石が成材とされます。体積が大きいほど、田黄石の価格は高く、一般的に250g以上のものは非常に珍しいとされ、その価格は数倍に跳ね上がります。質と色が優れた100g以上の田黄石は、基本的に価格が百万以上に達し、時には千万単位にまで高騰します。

田黄石の質感は緻密で細やか、温かみがあり、光沢も滑らかです。特にその肌の中に見える「萝卜紋状の細かい模様」が特徴的で、色は外側が濃く、内側に向かって次第に薄くなります。また、表面には時折黄色や灰黒色の石皮が覆われ、赤い格子模様が見えることもあります。これらは田黄石特有の外観特徴であり、「無紋不成田」「無皮不成田」「無格不成田」とも言われています。今日において、田黄石はその稀少性と独特な外観によって、その価値はますます高まっています